袴のレンタル料金相場はいくら?卒業式や成人式など用途別に解説
目次
袴をレンタルしたいものの、「結局いくらくらいかかるの?」「着物や小物も含めると予算はどのくらい必要?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
特に卒業式や成人式など、着用する機会によって料金が変わるため、相場がわかりにくいものです。袴のレンタル料金は、衣装一式で数万円程度が目安ですが、セット内容やブランド、着付けなどのオプションによって総額は変わります。
この記事では、用途別の料金相場や料金に含まれるもの、安くレンタルする方法まで詳しく解説します。予算に合った袴を選ぶポイントもわかるので、レンタル前の参考にしてください。

袴レンタルの料金相場
袴(衣装一式)のレンタル費用についてアンケートを女性を対象に実施したところ、「5万円〜7万円未満」と回答した人が22%で最も多く、次いで「3万円〜5万円未満」が20%となりました。

今回の結果では、3万円以上9万円未満の価格帯が56%を占めています。なかでも3万円〜7万円未満に42%が集中しており、袴の衣装一式をレンタルする場合は、3万円〜7万円程度をひとつの目安として考えておくとよいでしょう。
一方で、1万円未満から13万円以上まで回答が分かれていることからも、レンタル料金には幅があることがわかります。選ぶ着物や袴の種類、ブランド、セットに含まれる小物などによって、必要な費用は大きく変わるためです。
ここからは、大学生の卒業式や成人式、小学生の卒業式など、用途別の袴レンタル相場を詳しく見ていきます。自分の場合にどの程度の予算を用意すればよいのか、判断する際の参考にしてください。
大学生の卒業式に着る袴をレンタルする場合の料金相場
大学生の卒業式で着る袴は、衣装一式で2万円〜5万円程度が目安です。着物と袴だけでなく、帯や長襦袢、装履、バッグなどをまとめて借りられるセットプランも多くあります。
卒業式用の袴は、成人式の振袖と比べると比較的リーズナブルな価格帯の商品が多い傾向です。ただし、ブランド着物や華やかな刺繍が入った袴などを選ぶと、5万円を超えるケースもあります。
成人式で着る袴レンタルの相場
成人式で袴をレンタルする場合は、2万円〜6万円程度が一つの目安です。ただし、男性が着る紋付袴なのか、女性が振袖などに袴を合わせるのかによって、必要な衣装や料金は変わります。
男性用の紋付袴では、羽織・着物・袴・帯などをまとめたセットが一般的です。一方、女性の場合は、振袖を持っているなら袴だけをレンタルするなど、手持ちの衣装に合わせて費用を抑えられることもあります。
小学生の卒業式で着る袴レンタルの相場
小学生の卒業式で着る袴は、衣装一式で1万円〜4万円程度が目安です。子ども向けの袴セットには、着物や袴に加えて帯や装履などが含まれているものもあります。
小学生の場合は、大人用とはサイズが異なるため、身長や体格に合った衣装を選ぶことが重要です。また、成長期であることから、予約時だけでなく卒業式当日のサイズも考慮する必要があります。

袴レンタルの料金相場は男女差や地域差はある?
袴のレンタル料金は、男女によって一律に大きな差があるわけではなく、衣装の種類やセット内容によって変わります。
地域についても、店舗の立地や品ぞろえ、競合状況などによって料金が変わるため、「この地域なら必ず安い」とはいえません。地域や性別よりも、同じ条件のレンタルプランを比較することが大切です。
特に比較するときは、着物・袴だけでなく、帯や装履、バッグなどが含まれているかを確認しましょう。表示価格だけではなく、最終的に必要となる費用までチェックすると、予算に合ったプランを選びやすくなります。
袴レンタルの料金には何が含まれる?
袴のレンタル料金には、着物や袴だけでなく、小物や着付け、ヘアセットなどが含まれる場合があります。ただし、何がセットになっているかはレンタル店やプランによって異なるため、表示価格だけで判断しないことが大切です。
今回のアンケートでは、袴をレンタルした際に追加したオプションとして、次のような回答がありました。

特に「着付け」は62.0%と最も多く、衣装以外にもさまざまなオプションが利用されています。ここでは、袴レンタルで必要になりやすい費用を項目ごとに確認していきましょう。
着物・袴のレンタル料金
袴レンタルの基本となるのが、着物と袴のレンタル料金です。プランによっては、着物と袴だけでなく、帯や長襦袢などの着付けに必要なアイテムまでセットになっています。
同じ「袴レンタル」でも、着物と袴だけを借りるプランと、着付けに必要なものを一式まとめて借りられるプランでは内容が異なります。特に初めてレンタルする場合は、何が含まれているのかを確認しておきたいところです。
帯や小物の料金
袴を着るには、帯や長襦袢、腰ひもなど、着物・袴以外にもさまざまな小物が必要です。レンタルプランによっては基本料金に含まれていますが、種類を選んだりグレードアップしたりすると追加料金が発生することがあります。
今回のアンケートでも、26.0%が「小物の追加・グレードアップ」を利用していました。衣装の印象を変えられる半衿や帯など、好みに合わせて小物を選べるプランもあります。
装履・バッグなどの料金
袴姿に合わせる装履やブーツ、バッグなどの小物類も、レンタル料金に含まれている場合と別料金の場合があります。
アンケートでは、24.0%が「履物のレンタル・購入」、28.0%が「バッグのレンタル・購入」を追加していました。特に袴では装履だけでなくブーツを合わせるスタイルもあるため、好みの履物を選ぶと追加費用が発生する可能性があります。
着付け・ヘアセットの料金
袴を着用する際には、着付けやヘアセットにも費用がかかることがあります。今回のアンケートでも、62.0%が着付け、49.0%がヘアセット・髪飾りを追加しており、衣装以外のサービスとして利用する人が多いことがわかりました。
卒業式などでは朝早い時間から準備することもあるため、通常のヘアセット料金に加えて早朝料金が設定されている場合もあります。アンケートでも14.0%が「早朝対応料金・早朝予約オプション」を利用していました。
そのため、レンタル料金だけを見て予算を決めるのではなく、着付け・ヘアセット・メイクまで含めた当日の支度費用を確認しておくことをおすすめします。
写真撮影などのオプション料金
袴姿を記念に残したい場合は、前撮り・後撮りや写真データ、アルバムなどの撮影関連サービスを追加することもあります。
今回のアンケートでは、21.0%が「前撮り・後撮り撮影パック」、18.0%が「アルバム・写真データの購入」を追加していました。撮影プランによっては、衣装のレンタルとセットになっている場合もあります。
袴レンタルの料金に差が出る理由
袴のレンタル料金は、同じような衣装に見えても、選ぶ着物や袴、セット内容、予約時期、レンタル期間などによって大きく変わります。そのため、料金だけで比較するのではなく、何に費用がかかっているのかを確認することが大切です。
袴レンタルの料金に差が出る主な理由は、次の4つです。
- 着物や袴の種類・ブランド
- セット内容やオプション
- レンタルする時期
- レンタルする期間
それぞれの違いを知っておくと、希望するデザインと予算のバランスを取りながら、自分に合ったレンタルプランを選びやすくなります。
着物や袴の種類・ブランドによって価格が異なるため
袴のレンタル料金は、着物や袴の種類、ブランド、素材などによって変わります。同じ袴でも、デザインや品質にこだわるほど料金が高くなる傾向があります。
特に人気ブランドや有名作家が手掛けた着物、刺繍や柄が華やかな袴などは、一般的なデザインよりも高めに設定されることがあります。古典柄やシンプルなデザインと、流行を取り入れた華やかなデザインでも価格が異なる場合があるでしょう。
また、レンタル店によって取り扱っている衣装のグレードもさまざまです。
セット内容やオプションが異なるため
袴のレンタル料金は、何がセットに含まれているかによっても変わります。着物と袴だけのプランと、帯や装履、バッグなどの小物までそろったプランでは、当然ながら必要な費用が異なります。
一見すると安いプランでも、必要なものを一つずつ追加していくと、最終的な支払額が高くなるケースは珍しくありません。
表示されているレンタル料金だけでなく、最終的にいくらかかるのかを確認することがポイントです。
レンタルする時期によって価格が変わるため
袴は、レンタルする時期によって料金や利用できるプランが変わることがあります。卒業式シーズンなど需要が高まる時期は、人気の衣装が早く予約されるため、希望するデザインを選びにくくなることも。
一方、早期予約向けの割引を用意しているレンタル店もあり、早めに申し込むことで通常より安く利用できる場合があります。
また、店舗によっては時期に応じたキャンペーンを実施していることもあるため、予約前に公式サイトなどを確認しておくとよいでしょう。
レンタル期間によって価格が変わるため
袴のレンタル料金は、何日間借りるかによって変わる場合があります。卒業式当日だけ着用するのか、前日に受け取って準備するのか、前撮りでも使用するのかによって必要なレンタル期間が異なるためです。
基本料金に一定期間のレンタルが含まれている場合もあれば、延長すると追加料金が発生するケースもあります。返却期限を過ぎてしまうと延滞料金がかかる可能性もあるため、契約時に確認しておきましょう。
袴を安くレンタルするには?
袴のレンタル料金を抑えるには、早めに予約し、必要なものがそろったプランを選ぶことがポイントです。今回のアンケートでも、63.0%が「早い時期から予約した」と回答しており、予約時期を意識した人が特に多い結果となりました。
そのほかにも、袴を安くレンタルするために次のような工夫がされています。

ここからは、アンケート結果をもとに、袴のレンタル費用を抑えるために実践しやすい方法を詳しく紹介します。
早めに予約して早割を利用する
袴のレンタル費用を抑える方法として、早い時期から予約することは特に重要です。今回のアンケートでも63.0%が「早い時期から予約した」と回答しており、今回挙げた工夫のなかで最も多くなりました。
卒業式や成人式など袴を着る人が多い時期は、人気のデザインから予約が埋まっていきます。レンタル店によっては早期予約向けの割引を用意しているため、早めに探すことで料金面でも選択肢の面でもメリットを得られるでしょう。
ブランドやデザインにこだわりすぎない
レンタル料金を抑えるには、特定のブランドや人気デザインに限定せず、予算に合う袴から選ぶことも有効です。アンケートでも36.0%が「価格帯で絞って探した」と回答しており、料金を基準に選んだ人も少なくありません。
袴はデザインやブランドによって価格が異なり、人気の柄やブランド品では追加料金が発生する場合があります。反対に、ブランドにこだわらず幅広いデザインから選べば、予算内でも好みに合う袴を見つけられる可能性があります。
必要なものがそろったセットプランを選ぶ
袴を安くレンタルしたいなら、着物や袴だけでなく、必要な小物までそろったセットプランを選ぶのがおすすめです。今回のアンケートでも、31.0%が「トータルセットプランを選んだ」と回答しています。
袴を着るには、帯や長襦袢、装履・ブーツ、バッグなど、衣装以外にもさまざまなアイテムが必要です。
セットプランなら必要なものをまとめて借りられるため、個別にそろえる手間を減らしながら費用を抑えやすいでしょう。
友達紹介割引やグループ割を利用する
袴のレンタル料金を抑えるなら、友達紹介割引やグループ割などのキャンペーンを活用する方法もあります。今回のアンケートでは、27.0%が「友達紹介割引やグループ割を活用した」と回答しました。
卒業式などで友達と一緒に同じレンタル店を利用する場合、複数人で申し込むことで割引を受けられる店舗があります。また、すでに利用した友人から紹介してもらうことで、紹介割引が適用されるケースもあります。
袴をレンタルするメリット・デメリット
袴レンタルには、次のようなメリットデメリットがあります。
| メリット | ・費用を抑えられる・クリーニングや保管が不要・一式が揃っている・流行のデザインを選べる・次の機会には違う袴を選べる |
| デメリット | ・サイズが合いにくい・人気商品は予約が埋まりやすい・複数回着るなら割高になることも・高級品レンタルは購入と大差ない場合も |
袴をレンタルするかどうか迷っている方は、メリットデメリットを知ることで自分に合っているか判断できます。
袴をレンタルするメリット
卒業式の袴は購入もできますが、実際にはレンタルを選ぶ学生が多いのが現状です。その理由には、以下のようなメリットがあります。
■費用を抑えられる
フルセットを購入すると10万円以上かかる場合がありますが、レンタルなら5万~7万円前後が主流で、コストを半分以下にできる点が大きな魅力です。
■クリーニングや保管が不要
着用後は返却するだけで済み、シーズンごとのメンテナンスや収納場所に悩む必要がありません。長期保管でカビやシミが心配な方にも安心です。
■一式が揃っている
袴、着物、帯、小物、装履などがフルセットでレンタルできるプランが多く、追加で用意するものが少なく済みます。着付け小物まで揃うこともあり、準備の手間を減らせます。
■流行のデザインを選べる
購入すると長く使える定番柄を選びがちですが、レンタルならその年のトレンドを取り入れた色柄を気軽に選べます。記念に残る卒業式だからこそ、流行のデザインを着られるのは大きな魅力です。
■次の機会には違う袴を選べる
卒業式や記念行事が複数ある場合、レンタルなら毎回違う雰囲気の袴を楽しめます。購入すると同じものを着続ける必要がありますが、レンタルならバリエーション豊かに着こなせます。
このように、レンタルは購入に比べて費用・手間・選択肢の面で大きなメリットがあります。卒業式の一日を彩る衣装だからこそ、「今しか着られない一着」を選べる点もレンタルの魅力と言えるでしょう。
袴をレンタルするデメリット
卒業式の袴レンタルは費用や手間の面で便利ですが、購入と比較するといくつかのデメリットも存在します。事前に把握しておくことで、自分に合った選択がしやすくなるでしょう。
■サイズが合いにくい
レンタルは用意されているサイズの中から選ぶため、自分にとってのジャストサイズが見つからない場合があります。特に身長や体型に特徴がある人は、選べるデザインや柄が限られることも少なくありません。
■人気商品は予約が埋まりやすい
卒業式シーズンは3月に集中するため、人気の柄やサイズは早い時期に予約が入ってしまいます。希望するデザインを選べない可能性があるため、早めの予約が必須です。
■複数回着るなら割高になることも
一度きりならレンタルのほうが経済的ですが、謝恩会や記念撮影など複数回着用する場合は購入より高くなることもあります。
■高級品レンタルは購入と大差ない場合も
ブランド物や有名作家のデザインをレンタルすると、購入価格とあまり変わらない金額になるケースもあります。その場合は将来的な利用も考え、購入を検討するのも選択肢です。
このように、レンタルは気軽に利用できる反面、サイズやデザインの制約、人気商品の競争などのデメリットがあります。
「一度だけ着るか、複数回着たいか」「こだわりのデザインを選びたいか」といった観点で、購入とレンタルのどちらが自分に適しているかを検討するとよいでしょう。
袴をレンタルする場合の予約はいつから?
袴レンタルの予約は、時期によって選べる商品や混雑状況に大きな違いがあります。早めに動くことで人気商品を押さえられ、前撮りなどのスケジュール調整もしやすくなります。以下の目安を参考にしましょう。
■4~5月:多くのレンタル店が営業を開始する時期。新作や人気商品が揃い、早期割引が設けられていることもあります。混雑を避けつつ落ち着いて試着できるため、おすすめのタイミングです。
■6~7月:大学や専門学校で展示会が行われ、予約が集中する時期です。人気商品はすぐに予約が埋まる傾向があります。就活が落ち着く時期でもあり、友人や家族と一緒に選びやすいのも特徴です。
■9~10月:すでに新作や人気商品は予約が入り始めている時期です。希望のデザインやブランドがある方は、このタイミングを逃さず早めに動き出しましょう。
【11・12月】すでに新作や人気商品は予約済みのことが多く、希望の袴が選びにくくなります。第二希望・第三希望を考えておく必要があります。
【1・2月】在庫はかなり少なくなり、シンプルな柄や限られた選択肢しか残っていない場合もあります。振袖を持ち込んで袴だけレンタルする人や先生方が利用することが多い時期です。
卒業式の袴予約は、ゆとりを持って選べる秋口(9~10月)がおすすめです。この時期であればまだ豊富な選択肢の中から落ち着いてお気に入りの袴を選べ、前撮りの準備もスムーズに進められます。思い出に残る卒業式にするために、ぜひこの秋から動き出してみましょう。
まとめ
卒業式の袴レンタルは、フルセットで3万円〜7万円程度が相場です。予約は4~5月がおすすめで、人気のデザインを確保しやすく、早期割引も利用できます。
袴をレンタルするメリットは、購入より費用が抑えられ、保管やメンテナンス不要で流行の柄を選べる点です。一方で、サイズが合いにくい、人気商品が埋まりやすい、複数回利用なら割高になるなどのデメリットもあるため、購入とレンタルどちらが自分に合っているか検討しましょう。
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