トップ 特集記事 ママ振袖は後悔する?よくある失敗8つと成人式前に確認したいこと

ママ振袖は後悔する?よくある失敗8つと成人式前に確認したいこと

「お母様の振袖を着たいけれど、後悔しないか不安」と感じていませんか。

ママ振袖は家族の思い出を成人式に持ち込める選択肢です。ただし、ママ振袖だから必ず後悔するわけではありません。

この記事では、母親から受け継いだ振袖を中心に、家族の振袖も含めて「ママ振袖」と呼びます。女性100人へのアンケート結果とあわせて、よくある後悔・失敗8つと防ぐための準備を解説します。

成人式でママ振袖を着用した女性100名に調査

ママ振袖を着た人は、どんなことに後悔や失敗を感じたのでしょうか。

ここでは、成人式でママ振袖を着用した女性100人へのアンケート調査の結果を解説します。

設問1:ママ振袖を着ることを決めたきっかけは何?

今回の調査では、「母親からすすめられた」が45%でもっとも多い結果になりました。

次いで多かったのが「自分から着たいと希望した」の32%です。

「祖母や親族からすすめられた」と答えた人も27%います。

ママ振袖は家族のすすめで決まる場合もあれば、本人の希望から始まる場合もあるようです。

設問2:ママ振袖を着て後悔したこと

最も多かったのは、「後悔したことはない」の48%です。

半数近くの人は、後悔なくママ振袖を着られたという結果になります。

後悔した内容では、「シミや変色に気づくのが遅れた」が17%で最多でした。

次いで「サイズが合わなかった」が16%、「本当は別の振袖を着たかった」が11%と続きます。

設問3:ママ振袖の準備で実際に必要になった作業

今回の調査では、「サイズ直し(寸法直し)」が27%でもっとも多い結果でした。続いて「着付けのみの予約」が21%、「クリーニング」と「装履やバッグの用意」がそれぞれ20%です。

一方で、「必要な作業はなかった」と答えた人も25%いました。

4人に1人は、手を加えずにそのままママ振袖を着られたという結果です。

どちらになるかは、手元の振袖を確認してみないと分かりません。

ママ振袖でよくある後悔とは?

ここからは、ママ振袖でよくある後悔と失敗を8つのケースで解説します。ママ振袖の後悔は、振袖そのものへの後悔だけではありません。サイズや小物・費用の確認不足から、成人式の直前に「こんなはずでは」と感じるケースもあります。

人気のデザインをレンタルで選ぶ場合と違い、ママ振袖は確認が中心です。自分の好みや家族の状況に当てはまりそうなケースから確認してみてください。

好みじゃないのに我慢して着用した

見落とされやすいのが、本人の好みに合わないまま着用したケースです。「お母さんが喜ぶから」「お姉ちゃんもママ振りだったから」という理由で決める場合があります。

別の振袖も見たいのに、家族に言い出せないまま当日を迎えることもあるでしょう。今回の調査では、「本当は別の振袖を着たかった」と答えた人が11%いました。

レンタルの人気デザインも見てから家族と決めると、気持ちを整理しやすくなります。本人が納得して準備を進めることが何より大切です。

ママ振袖のサイズが合わなかった

体型や身長によっては、ママ振袖のサイズが合わないことがあります。無理に着ると不自然な印象になったり、成人式の途中で着崩れしたりしかねません。

サイズ判断のポイントは身長だけでなく、裄丈と身丈、袖丈の3か所です。母親世代の振袖は、今より小さめのサイズの場合もあります。

今回の調査では、サイズが合わなかった人が16%、寸法直しをした人が27%でした。サイズ確認は準備の最初に済ませましょう。裄丈は腕の長さに関わるサイズです。

帯や小物も使い回して古臭くなった

帯や小物までお母様のものを流用すると、デザインによっては古い印象になる場合があります。振袖の柄や色には、時代ごとの流行が表れやすいものです。

ただし、振袖そのものは変えられなくても、小物や帯結びのコーディネートで印象は調整できます。

帯揚げや帯締め、重ね衿を今の好みに替えるだけでも雰囲気は変わるでしょう。今回の調査では、古い印象になったと答えた人が8%いました。当時の人気デザインを生かし、今の好みを小物で足す考え方です。

着付けの予約で失敗した

レンタルや購入の場合は、同じ店舗で着付けとヘアメイクも予約するのが一般的です。一方でママ振袖は、着付けを依頼する店舗を自分で探す必要があります。予約が遅れると、希望の店舗や時間帯が埋まる可能性もあるでしょう。

成人式当日の着付けは式典の開始時刻から逆算して枠が決まるため、遅いほど早朝に回りやすい点に注意が必要です。

持ち込みを受け付けている店舗かどうかも、家族で早めに確認してください。振袖の準備と並行して予約しましょう。

シミやカビに気づくのが遅れた

長くしまっていた振袖は、変色やカビが生じている場合があります。特に衿や袖口は、皮脂や化粧が時間をおいて黄色く浮き出やすい部分です。成人式の直前に気づくと、クリーニングやシミ抜きが間に合わないこともあるでしょう。

今回の調査では、シミや変色、カビに気付くのが遅れた人が17%いました。気になる部分は自分でこすらず、振袖レンタルの店舗に相談してください。

処置によっては仕上がりまでに時間が必要です。準備に余裕のある時期に広げて確認しましょう。

帯や長襦袢がそろっていなかった

振袖本体は残っていても、帯や長襦袢が見つからないケースがあります。見つかっても傷んでいて、そのままでは使えない場合もあるでしょう。

長襦袢は肌に近いため、汚れや黄ばみが目立ちやすいアイテムです。振袖とサイズが合っていないと、袖口からのぞいてしまうこともあります。

帯だけを店舗でレンタルする方法もあるため、早めに家族で一式を広げて確認しましょう。帯と長襦袢がそろえば、着姿全体の雰囲気も整います。

装履やバッグが傷んでいて使えなかった

装履は経年で傷みやすく、鼻緒やソールが劣化しやすい小物です。サイズが合わない装履は、歩く時間の長い成人式当日の負担になるでしょう。

バッグも金具や持ち手の傷みを見ておく必要があります。人気のデザインでそろえると、足元まで雰囲気がまとまります。装履とバッグはレンタルできる店舗もあるため、準備の早い段階で確認しましょう。

費用がレンタルより高くなった

ママ振袖は振袖本体を購入しない分、費用を抑えられる場合があります。ただし、かかる費用は振袖本体だけではありません。クリーニングやサイズ直し、小物の買い足しが必要になることもあるでしょう。

着付けやヘアメイク、前撮りの費用も必要です。出費が重なるとレンタルと総額が近づく一方、そのまま着られるケースもあります。

大切なのは、「振袖を持っているから安い」と考えず、成人式当日までの総額で比べることです。ママ振袖とレンタルで迷う場合は、費用や小物まで含めて比較すると自分に合う方法を選びやすくなります。

サイズ直しの有無など、見積もりの内訳まで確認しておくと安心です。

ママ振袖で後悔・失敗しないためには?

ここからは、後悔や失敗を防ぐための準備を順番に解説します。

最初に家族と話し合い、次にサイズと状態を確認し、そのうえで帯や小物をそろえて印象を左右するコーディネートを考えていきましょう。着付けの予約は、振袖の準備と並行して早めに押さえておくと安心です。

レンタルと迷っている場合も、この順番で確認すると判断しやすくなります。一つずつ確認していけば、成人式当日に慌てることはありません。家族で分担すれば、準備の負担も軽くなるでしょう。

ママ振袖で問題ないか家族でよく話し合う

ママ振袖を着るかどうかは、本人の気持ちと家族の希望をすり合わせて決めることが大切です。家族の思いも本人の気持ちも、どちらかが間違っているわけではありません。

今回の調査では、母親にすすめられて決めた人が45%いました。話し合いの時間を取り、「着る」「着ない」の二択で考えないようにしましょう。

前撮りだけママ振袖を着て当日はレンタルにするなど、選択肢を整理すると納得しやすくなります。レンタルの人気デザインを家族で見に行くのも一つの方法です。成人式当日だけママ振袖にする方法もあります。

シミがないか・サイズは合うか確認する

ママ振袖を着ると決めたら、まず保存状態とサイズを確認します。明るい場所で広げ、衿や袖口、裾のシミや変色を見てください。

汚れがあっても、呉服店やクリーニング店に相談すれば対処できる場合があります。サイズは本人に着せてみて、裄丈と身丈が合うかと全体の印象を確かめましょう。調整できる幅は振袖ごとに違うため、店舗での採寸が確実です。

「母の振袖を持っているけれど、サイズや状態に問題がないか分からない」という方は、振袖一式を持って専門店に相談してください。サイズの確認が済めば準備も進めやすくなります。

帯・長襦袢・小物は振袖とは別に確認する

帯と長襦袢は、振袖とセットだと思い込まないことが大切です。実際に取り出して、1点ずつそろっているかとサイズを確認しましょう。小物は帯揚げ・帯締め・重ね衿・半衿・装履・バッグ・髪飾りまで一覧にして数えます。

腰紐などの着付け小物も、成人式当日には必要です。足りないものは、買いそろえる前にレンタルできる店舗を調べてみてください。

一覧があれば、家族で手分けして準備の時間を短くできます。また、古い小物はゴムの劣化にも注意が必要です。

今風で自分らしいコーディネートを考える

振袖が作られた当時と現在では、トレンドが大きく異なります。20〜30年前は派手な雰囲気の配色に人気が集まり、最近は色をそろえるワントーンコーデが人気です。今風の印象にしたいときは、振袖に近い色の小物でコーディネートしてみましょう。

当時のデザインと今の好みや人気の色を組み合わせれば、ほかの人と重ならない印象になります。今回の調査では、古い印象になったことを後悔した人が8%いました。

関連記事:ママ振袖のコーディネート例!おすすめアレンジと小物の選び方

当日の着付けができる振袖レンタル店に相談する

着付けは慣れていないと難しく、自己流では成人式の途中で着崩れする恐れがあります。成人式当日の着付けは、店舗のプロに依頼するのがおすすめです。

ママ振袖の持ち込みやサイズの相談に応じる振袖レンタル店もあります。トレンドの小物で印象を変えるコーディネートの相談もできるでしょう。

今回の調査では、専門店に相談した人が32%いました。人気の店舗は予約が早く埋まるため、相談は準備の早い段階で始めてください。持ち込みの条件は店舗ごとに違います。

確認を始める時期の目安

ママ振袖の確認と準備は、成人式の1〜2年前に始めるのが目安です。この時期なら、サイズ直しやクリーニングの時間を確保できます。遅くても前撮りの時期から逆算して、家族でスケジュールを組んでおきましょう。

人気の撮影時期や着付けの枠は早く埋まるため、日程は早めに押さえることが大切です。残り時間が短いときは、まず直しの要否を確かめてください。

サイズ直しが不要であれば、小物のレンタルと当日の予約に集中できます。サイズ直しの有無が分かれば、スケジュールの見通しも立つでしょう。

後悔しない!ママ振袖をおしゃれに着こなすコツ

ママ振袖の後悔で挙がりやすいのが、古い印象に見えてしまうことです。ただし、すべてを買い替える必要はありません。帯や顔まわりの小物など、一部を替えるだけでも印象は調整できます。

ここでは後悔を防ぐ観点から、着こなしのコツを4つに絞って解説します。

人気の着こなしを知っておくと、コーディネートの雰囲気も決めやすくなるはずです。当時のデザインの良さを生かしながら、印象を今に近づけていきましょう。

新しい帯をレンタルして流行の結び方にする

帯は視線を集めやすく、最新のデザインにすると印象が大きく変わります。今の帯は長めのものが多く、幅広い結び方ができます。

色はやわらかな雰囲気のくすみカラーが人気です。柄が好みより華やかな場合は、同系色で控えめなデザインの帯を選ぶと上品な雰囲気にまとまるでしょう。

帯はレンタルもできるため、費用を抑えて印象を変えたい方に向いています。結び方でもコーディネートの印象は変わります。

トレンドを取り入れた自分に合う小物を選ぶ

小物選びは、シンプルな中にゴージャスな雰囲気を加えるのがポイントです。半衿や重ね衿は、レースや金糸の模様入りに替えてみましょう。

振袖と色味の近い小物でそろえると、コーディネート全体の印象に統一感が生まれます。つまみ細工やパールを使った小物も人気のデザインです。

小物だけをレンタルできる店舗もあるため、好みに合う1点から試してみてください。1点足すだけでも雰囲気は変わります。迷ったら家族と並べて比べましょう。

まとめ

ママ振袖を着たからといって、必ずしも後悔するわけではありません。今回の調査でも「後悔したことはない」と答えた方が48.0%と一番多く、多くの方が大切な振袖での成人式を楽しんでいます。

もし後悔や失敗を感じてしまうとしたら、それはサイズや着物の状態、費用の確認がギリギリになってしまったケースがほとんどです。まずは成人式に向けて、「サイズ」「お着物の状態」「帯や小物」「全体の費用」の4つを少し早めにチェックしておくと安心です。

また、ご家族の想いとご本人の希望をしっかり話し合っておくことも大切です。お母様の思い出の振袖を着るのも、お気に入りの一着をレンタルするのも、どちらも素敵な選択肢です。ご家庭やご自身の気持ちに寄り添った、納得のいく答えを見つけてください。

KIMONO&では、ママ振袖の状態確認から小物のコーディネート、前撮りや成人式当日のお支度までサポートしています。受け継いだ一着を自分らしく仕上げさせていただきます。

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